Hcg療法は効果があるのか?副作用も気になる

hcg 療法に使われている hcg 注射には排卵を促して妊娠しやすくなるという大きなメリットがあります。 しかし hcg 注射のデメリットである副作用についても調べてみました。

hcg は妊娠して初めて分泌されるホルモン

本来排卵というのは ゴナドトロピン放出ホルモンによって刺激された黄体形成ホルモンの働きで排卵が起こります。

この黄体形成ホルモン(LH)をホルモン剤として科学的に合成することができないので、この黄体形成ホルモンとよく似た構造 hcg ホルモンを使って排卵を起こすのは hcg 療法です。本来とは違った方法で排卵を起こさせるので自然の体のリズムを狂わせることになります。

卵巣過剰刺激症候群

hcg によって卵巣が刺激されますが、この刺激が強すぎて卵巣が腫れたり痛みが現れたりひどくなると吐き気や腹水などの症状が現れることがあります。

症状の現れ方はお腹のつっぱり感が出たり、胃が痛くなったり喉が渇いたりすることがあります。 体重が一日で五キロ以上増えたり、1日のおしっこの量が500ml 以下(ペットボトル一本分以下)になったりしたらこの卵巣過剰刺激症候群を疑って受診してみてください。

妊娠可能な 質の良い卵子がしばらくの間、排卵されなくなるリスク

hcg 注射をした後の周期で超音波で卵胞を観察するとホルモン産生嚢腫という卵胞ができることがあります。 これは卵胞が hcg の副作用で黄体化することができずに卵巣の中に残っている状態です。この未熟な卵胞が残っているとしばらくの間、質の良い卵子ができにくくなるという悪影響があります。

副作用が起きると妊活はしばらくお休みしなければならない

必ずしも誰もがホルモン産生嚢腫ができてしまうわけではありませんが、もしできてしまった場合はしばらくの間タイミング療法もお休みしなければならなくなります。

時間的に制約がある場合は hcg 療法をやるかどうかは少し考えた方がいいのかもしれません。自分にとって hcg 療法をやった方がメリットがあるのか、リスクとメリットを天秤にかける必要がありそうです。

Hcg を使い続けることで生理周期が乱れる

黄体形成ホルモンは排卵させるためにほんの少しの期間分泌されるホルモンです。ほんの少しの期間分泌される黄体形成ホルモンと違って hcg ホルモンは長い期間体の中に残っています。

hcg注射は約2週間くらい残るらしい

一度 hcg 注射を受けると約2週間ほどは妊娠検査薬が反応するほど体の中に止まっていることがわかります。 このように長期間1つのホルモンが体の中にあるとホルモンバランスが崩れる原因となります。そのために生理周期が乱れてしまい、卵胞の育ちが悪くなったり、黄体ホルモンの分泌バランスが悪くなったりという原因になります。

Hcg を勧める医者、否定する医者どっちを信用すればいいの?

hcg-side-effect

Hcg 療法というのはタイミングさえばっちり取れれば妊娠率をかなり上げることができるというメリットがあります。

うまく使えば妊娠率をあげられるという考えを持っているお医者さんは hcg 療法を進めていきますが、 hcg 注射によって体のバランスを乱して行くことに異議を唱えるお医者さんは hcg 療法をあまりすすめてきません。

hcg 療法をしたからといって妊娠率は普通の性行為による妊娠率と実質的には変わらないというのは同じです。 hcg 療法をすればタイミングが確実に取れるという部分に魅力を感じなければ、今はまだ必要がない治療法と考えてもいいのではないでしょうか。

お医者さんにも色々な考え方があって、話し合った上でどの治療法が自分にとっていいのか?自分で選んで考えてみるということも後悔しないためには必要だと考えています。

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