生理中の性行為は不妊になるかも

生理中に性行為をするというのは実は結構リスクがある行為です。どうして生理中はしちゃいけないのか?どんな病気になるのか?どんな症状が出るのか調べてみました。

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生理中の膣は無防備

生理中でない時期の膣内はいつも一定のpH値になるようにオリモノなどで調整されています。また膣内にばい菌などが入らないようにする自浄作用があり、いつも膣内は清潔に保たれています。

しかし生理が始まれば自浄作用よりも、経血を出すことがメインの仕事になるので膣の中のバリア機能は普段よりも弱くなります。つまり生理中はいつもよりも細菌やウイルスにたいして無防備になっているのです。

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生理中は傷つきやすい

生理中は膣に潤いのための潤滑液が出てこない(というかむしろ血で溢れている)状態です。血であふれている、といっても経血には行為をスムーズにする潤滑力はありません。むしろすぐに固まってきてスムーズどころではないです。

なので、行為中に細かいひきつれが起きて傷がつきやすくなります。しかも生理中は血液が子宮付近に集まってきている(つまり充血した状態)なので普段よりも一層出血しやすくなっています。

生理中の行為は「経血だと思っていたのに、実は膣内が切れて出血していた」のと見分けがつかないので(それくらい出血しやすい)やめた方が良いです。

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経血は細菌が増えやすい環境

月経で流れ出す経血は、そもそも赤ちゃんのためのベッドのようなものです。そのためたっぷりと栄養が含まれています。生理の血は体から出てすぐには臭いませんが、2時間から3時間も経つとだんたんと臭ってきます。

これは経血に雑菌が繁殖して臭いが出たたためです。経血そのものは臭いませんが、時間が経ち雑菌が増えることで臭うようになります。

こんな状態の時に行為をすると…もちろん繁殖した雑菌を膣の奥へ押し込むことになります。しかも普段よりもバリア機能が失われているのに…。雑菌の数も普段の何倍もあると考えられます。

そう考えると雑菌を体へ入れているようで、嫌ですよね?

雑菌が尿道に入ると膀胱炎、腎盂腎炎になる

膣口と尿道はすごく近くにあるので膣口に雑菌が繁殖してしまうと尿道に感染するリスクが高くなります。もし尿道に雑菌が入ってしまうと膀胱炎に、さらに悪化すると腎盂腎炎になってしまいます。

膀胱炎が癖になることもある

膀胱炎にかかる人はかなり多い(というか癖になったように繰り返す人がいる)ので「また軽い膀胱炎かな?まぁ様子を見てみよう…」と放置しておくと悪化することがあります。悪化すると腎臓まで炎症が進んでしまい腎盂腎炎という腎臓の病気になります。

腎盂腎炎が直接、不妊に結び付くというわけではありませんが、妊娠中は腎臓がフル稼働するので(妊娠すること自体、腎臓にいつもよりも負担がかかっている)腎臓の機能が正常に戻るまで妊娠は控えるように指導されると思います。

腎臓の機能が低下したまま妊娠するとどうなるか?

もし腎臓の機能が低下したまま妊娠すると…

  • 赤ちゃんの発育が遅れる
  • 流産、早産の確率が上がる
  • 赤ちゃんに後遺症が残る
  • 赤ちゃんが亡くなってしまう

という影響があるかもしれません。これらは必ずしも起こるわけではありませんが、腎臓機能の低下はかなり赤ちゃんにとってもリスクがあることが分かります。

膣から雑菌が入ると膣炎や卵管炎になる

また生理中に性行為をして膣から雑菌が入ると膣炎や子宮内膜炎や卵管炎になることがあります。これらの病気は子宮付近の内臓を癒着(内臓同士がくっつき合って機能しなくなる、機能が低下する)させてしまうことがあり、不妊の原因になります。

臓器がくっつき合う癒着が起きても症状が軽い場合もあり、自覚症状がないこともあるようです。なので、不妊治療を始めてから自分の内臓の癒着を知る、ということもあるらしいですね。

膣炎が起きた場合

膣に雑菌が入った場合、オリモノの変化やピリピリした痛みが起きます。オリモノの色は灰色だったり、黄色だったり、黄緑色だったり…と感染するウィルスや菌、虫によって様々です。

また雑菌に感染することでオリモノに臭いが付くようになります。腐ったような腐敗臭や魚のような臭いがある場合は雑菌感染を疑った方がいいでしょう。

膣炎だけで治まっているなら妊娠しにくくなったりはしないですが(もちろん、膣炎が起きている間は痛くて行為している場合じゃなくなり避妊状態になりますが…)炎症が子宮より奥まで及んでしまった場合は卵管炎や子宮内膜炎などに発展していくことがあります。

子宮内膜炎、卵管炎が起きた場合

子宮内膜炎は急性のものと慢性のものがあり、急性の場合は強い症状がでるので気づきやすいです。発熱、下腹部痛、排尿痛、不正出血などが急に現れるようになったら要注意です。どんどん悪化していくようなら慢性化しないうちに治療をした方が、後々の妊娠に影響が少なくなるはずです。

慢性化すると自覚症状が薄い

慢性の場合、ほとんど自覚症状がありません。月経量が減ったり、月経が来なくなったりしたら慢性子宮炎にかかっている可能性があります。これは雑菌が子宮の奥まで入り込んで炎症を起こすようになったため、排卵しにくくなって月経周期にまで影響が及ぶためです。

子宮内膜炎の症状

子宮内膜に炎症が起きるとどんな症状になるか、調べてみました。

  • 膿のような臭いのあるオリモノがでる
  • 茶色っぽい色のオリモノがでる
  • 排便痛、排尿痛がある
  • 生理でもないのに生理痛がある
  • 月経の量が少なくなる
  • 不正出血がある

子宮内膜炎はもし罹ったとしても、生理によって内膜が剥がれ落ちることで自然と治ることもあるようです。

でも、剥がれ落ち切らなかったり、生理不順の場合は炎症が長引いて慢性化していくようです。連続して生理の様子がおかしいなら慢性化していると疑って受診してみるのも良いと思います。

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