乏精子症…一番妊娠しやすい方法は?

男性側の不妊原因のひとつとして乏精子症があります。この乏精子症の症状、原因、治療法を調べて、一番妊娠しやすい方法はどれなのか考えました。

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乏精子症の判定基準と症状

精子の量が精液1ml中に3900万以下の場合、乏精子症と判断されます。この乏精子症は受精可能な精子自体の総数が少ないので妊娠確率も下がるために不妊原因となります。

どれくらい精子の数が少ないのか?にも程度があって、1ml中500万個以下の場合は体外受精や顕微授精が視野に入ってきます。投薬で良くなることもあるので主治医と検査を繰り返しながら治療していきます。

乏精子症の程度

総精子数

治療内容

ごく軽度

2000万個以上 人工授精の対象

軽度

1500万個以上 人工授精の対象

中等度

1000万個以上 人工授精の対象

重度

500万個以上 体外受精、顕微授精の対象
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乏精子症の場合、妊娠の確立が上がる治療法とは

乏精子症は受精可能な精子の数が少ないので、子宮までたどり着く精子の数が少なくなります。そのために妊娠の確立が下がり、不妊の原因になっています。そこで、精子が子宮までたどり着く助けをしてあげる治療法があります。

oligozoospermia

子宮まで精子を送り届ける人工授精

ごく軽度から中等度で検討される人工授精とは精子を直接子宮へ送って妊娠確率を上げる治療です。排卵日前日から当日に病院で洗浄、濃縮した精子を子宮へ送ります。

排卵日はhcg注射などを行って排卵を誘導することがあります。人工授精を試した9割の人が6回目までに妊娠に至るので、この方法で妊娠が成功する人も多いです。

卵子も取り出して受精させる体外受精

重度の乏精子症の場合、卵子も体から取り出して受精を試みる体外受精があります。子宮から卵管膨大部までたどり着くことが難しい場合に行われます。受精そのものは自然妊娠と同じです。受精卵となったら体に戻して自然な妊娠の経過をたどります。

顕微鏡下で受精させる顕微授精

卵子の壁を突き破ることが難しい精子の場合は顕微鏡を使って人工的に受精させる顕微授精も検討されます。質の良い精子と卵子を選んで治療が行われるので、精子に問題がある場合かなり妊娠の確立を上げることができます。

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乏精子症の原因

乏精子症になる原因は色々なケースがありますが、目立って多いのが精索静脈瘤というものです。これは精巣から心臓までの静脈の血液が逆流してしまうことで瘤ができてしまった状態です。精索静脈瘤を治療すると乏精子症が改善してくるため、病院では睾丸の様子や精管の状態を検査します。

子供の頃からのトラブルが原因のこともある

ほかにも子供の頃に睾丸が陰嚢に降りてこない場合、精子を造る機能に障害がでることがあります。ホルモン異常や染色体異常がないかどうかも治療中に検査していきます。

気になるのが乏精子症になっている人のほとんどが喫煙者であったり精索静脈瘤を持っているという話です。統計や論文として発表されていないので真実なのか眉唾ですが、喫煙も精子の状態に影響する可能性があるのかもしれません。

乏精子症になったらどうすればいいのか

乏精子症の原因がはっきり分かって治療すれば乏精子症が改善していく場合は積極的に治療をするのが一番だと思いますが、乏精子症は原因がわからないことも多いようです。

原因がわからない場合は乏精子症自体を治療するよりも体外受精や人工授精などの方法を選択したほうが妊娠に近づけると思います。また乏精子症の完治の先行きが見えない場合も、女性側のタイムリミットを考えると体外受精からステップアップしていく方法が良いと思います。

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